債務整理の基礎知識の一覧
【法改正対応】借金の消滅時効とは―起算点と時効援用時のポイント
借金には消滅時効があり、貸金業者に対する債務なら5年・個人間の債務なら10年(2020年4月1日以降の取引では、個人間でも、債権者が債務者の滞納を認識してから5年で消滅時効は完成します(改正民法166条1項1号))ので返済義務を免れます。 …
借金の一本化(借り換え)の落とし穴―そもそも減額効果は得られない
「借金の一本化」や「借り換え・おまとめ」と銘打った金融商品には、今後生じる利息をわずかに減少させること以外の減額効果はありません。十分な収入を確保できないまま安易に利用してしまうと、かえって残債を増加させてしまうでしょう。 一日でも早く完済…
「単純保証人」と「連帯保証人」はどう違う?家族・知人への一括請求を回避するには
金銭貸借契約の保証人は、その責任範囲の違いにより「単純保証人」と「連帯保証人」の2つに区別されます。連帯保証人は債務者と同じ責任を免れず、債務整理を開始することで最悪の事態を招きかねません。 家族や知人を借金問題に巻き込みたくないと願う人へ…
家族・職場に秘密のまま債務整理できる?―弁護士が依頼人のプライバシーを守れる仕組み
債務整理が周囲に知られてしまうことは、自分から話さない限りほぼありません。借金問題に悩む人のプライバシーは、代理弁護士により強力に守られます。 日常生活に影響を与えず穏やかに債務整理を済ませたい人へ、専門家が依頼人の秘密を守れる仕組み・早期…
債務整理と“ブラックリスト”掲載との関係
ローンの契約は今や現代生活に欠かせないものですが、債務整理による「金融ブラック化」により阻まれます。 しかし、いわゆる“ブラックリスト”は5年〜10年しか継続しません。特定の債権者のみ整理対象にすることで、債務減額を実現しながらクレジットカ…
弁護士と司法書士の違い―債務整理を弁護士に任せるべき理由
借金問題の解決に動き出したばかりのときほど、司法書士と弁護士のどちらでも受任できる点で困惑します。 業務範囲や解決率にどんな違いがあるのか分からず、相談先選びに難航しがちではないでしょうか、 法律事務全般のエキスパートである弁護士は、債務整…
借金問題・債務整理を弁護士に相談するメリットとは
債務整理を「どうしても返済できないときの最終手段」と誤解していませんか。 借金の減免を求める手続きは、いつ始めても早すぎるということはありません。なるべく返済と生活費支出を両立できているあいだに弁護士に相談することで、借金を始める前の日常を…
債務整理の依頼で督促が止まる仕組み―「受任通知」送付のメリット
貸金業者からの鳴りやまない電話・繰り返し送達される郵便物で、刻一刻と精神をすり減らしていませんか。借金問題に悩む人には「督促されたくない一心で毎月返済額を工面するうちに、生活状況を著しく悪化してしまった」といった状況も多く見受けられます。 …